認知症について

アルツハイマー型認知症とは

福士

現役介護士兼介護ブロガーです。 資格は介護福祉士とケアマネジャーを持っています。 将来の家族の介護に備えるための情報を発信しています。

ごあいさつ

 

こんにちは。

 

福士(@ryusukefukushi)です。

 

今回は認知症の種類のひとつ、「アルツハイマー型認知症」について解説します。

 

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認知症について解説します

Contents1 ごあいさつ2 認知症とは3 認知症による脳への具体的な障害4 認知症は治るのか5 認知症の種類6 認知症になった方への接し方7 まとめ ごあいさつ   こんにちは。 &n ...

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アルツハイマー型認知症とは

 

現在、認知症で1番多いと言われているのが、「アルツハイマー型認知症」です。

 

この病気は脳にアミロイドβやタウタンパクというタンパク質が蓄積して神経細胞が死んでしまい、脳が海馬から全体にかけて少しずつ萎縮していきます。

 

なぜそのようなタンパク質が脳に蓄積していくのか原因はまだはっきりしていません。

 

脳が萎縮するためきっかけは物忘れから始まり、認知症が少しずつ進行していきます。

 

ですから発症がなかなか気づきにくい病気と言えます。

 

アルツハイマー型認知症かな?と疑うべき10の症状

 

アルツハイマー型認知症は現在の医学では、『薬や接し方で認知症の進行を遅らせることはできますが、根本的に治すことはできない』と言われています。

 

そこで重要なのが、『早期発見。早期治療』です。

 

そこでアメリカの「アルツハイマー病協会」が紹介している、「アルツハイマー病を疑う10の症状」がありますので、ご家族で「認知症?」と思った方は是非参考にしてくださいね。

 

 

1.物忘れがひどい

・最近覚えたことを忘れる

・同じことを何度も聞く

・ちょっとしたことを覚えるときでもメモや家族に頼る

 

2.計画を立てたり問題を解決することを難しく感じたりする

・レシピ通りに調理ができない

・月々の請求書の支払いができない

・集中力が落ちるため、以前より仕事が遅くなる

 

3.慣れたことでも、最後まで完了できにくくなる

・慣れた場所でも運転できない

・慣れたゲームのルールを忘れる

・金銭管理ができない

 

4.時間や場所について混乱する

・日付や季節、時の経過を忘れてしまう

・自分が今どこにいるのか、どのようにしてそこまで来たのか思い出せない

 

5.視覚的・空間的な関係を理解しにくくなる

・読書や距離の判断、色の理解ができない

・鏡に映っているのが自分だとわからない

 

6.話したり書いたりする言語能力に問題が生まれる

・会話に入ったり、ついていったりすることができない

・同じ話を繰り返す

・物の名前を間違える

 

7.物を置き忘れて探せなくなる

・物をいつもと違う場所に置く

・自分の行動をさかのぼれなくなる

・誰かが自分の物を取ったと非難する

 

8.判断能力が低下する

・誤った判断を繰り返す

・身体をきれいにすることに興味がなくなる

 

9.仕事や社会活動から離れ、引きこもる

・追いかけていたスポーツチームへの興味を失う

・趣味をやめてしまう

・人と関わるのを避けるようになる

 

10.気分や性格が変わる

・混乱する、うつ状態になる、不安になる、疑い深くなる

・知らない人に会ったり、慣れた場所以外に行ったりすると混乱する

 

 

となります。

 

この中に該当するものがあったらお近くの病院で検査した方が良いかもしれません。

 

アルツハイマー型認知症の症状

 

前述しましたがアルツハイマー型認知症は少しずつ症状が進行していくため、症状は主に「前期」、「中期」、「後期」の3段階に分けられます。

 

初期(発症〜3年)※以下個人差があります。

 

・物忘れ

→アルツハイマー型認知症は脳の海馬から損傷しいくため物忘れや、「記銘障害(きめいしょうがい)」、「学習障害」という、「新しく何かを覚えることが難しい、できない障害」が発症します。

 

また、物忘れは加齢による物忘れと、認知症による物忘れの2種類に分かれます。

 

例えば、

加齢による物忘れはスーパーへ行って○○を買うとなった場合、○○を忘れてしまうのですが、

認知症による物忘れはスーパーへ行くこと自体を忘れてしまう状態です。

ご家族の認知症を心配されている方は参考にしてください。

 

・失見当識(しっけんとうしき)

→自分におかれている場所、日時、人がわからない状態。

 

ここがどこかわからない。今の季節が夏か冬かわからない。この人が誰だかわからない。という状態です。

 

・実行機能障害

→料理や掃除の段取りが悪くなったり、優先順位がつけられなくなったり、間違いを修正できなくなったりします。

 

私の義理の叔母も今思えばこの「実行機能障害」で認知症の発症に気付きました。

 

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・意欲低下

→今までの趣味、嗜好に対して急に関心がなくなる。

 

無欲になったり、抑うつが見られます。

 

中期(3年〜10年)

 

・重度の失見当識

→外に出ると近所でも自宅までの道がわからなくなったり、自宅のトイレの場所がわからず失禁に至ったりします。

 

中期辺りから介護をするご家族の気の抜けない状況が増え、負担が増していきます。

 

・重度の実行機能障害

→財布の置き場所を忘れてしまい「誰かに盗られた」、「私は嫌われている」などの「物盗られ妄想」や「被害妄想」が目立ちます。

 

この場合よくターゲットにされるのが「義理の」息子や娘となりますので注意が必要です。無理に言い返さず傾聴してみるのも手です。

 

・失行(しっこう)

→ご飯の食べ方や衣類の着方、お金の使い方など今まで当たり前にできていたことがてきなくなっていきます。目の前に食べ物があっても視覚で捉えても実際触ったり口に含むまで食べ物と理解できない失認(しつにん)も目立ち始めます。

 

後期(10年〜)

 

・重度の記憶障害

→配偶者や子供の名前を忘れたり、「昔、○○に旅行に行ったね」と言っても思い出せない。

 

・失外套症候群(しつがいとうしょうこうぐん)

→脳にある大脳皮質全般の障害により、自発性が欠如してしまい、自分から言葉を発しようとしなくなったり、自分から動くことがなくなってしまうため、寝たきりになってしまいます。

 

アルツハイマー型認知症の治療方法

 

では実際にアルツハイマー型認知症になった場合の治療方法になりますが、前述した通り根本的な治療方法はありませんが、薬で進行を遅らせることができます。

 

また、幼少期に流行った歌や普段の会話、ゲームなどを通じて心と脳を活性化すると良いと言われています。

 

逆に部屋に閉じこもったりして「何も考えない状態」や、「なんでこんなことができないの?」などの行動を否定するようなことをすると、進行が加速すると言われています。

 

大事なのは、アルツハイマー型認知症になった方の自尊心(プライド)や尊厳を傷つけず、現状のありのままを受け入れることだと言われています。

 

…そうは言ってもこちらも人間なので、その都度イライラしたり失望したりすると思います。

 

私も義理の叔母を介護した時は何度もありました。

 

なので、介護をする方はあまり自分を犠牲にせず、どこかでストレス発散をする機会や、相談できる家族や機関に話しをすることがより重要です。

 

まとめ

 

 

・「アルツハイマー型認知症」は脳が萎縮し、症状が少しずつ進行していく病気

 

・根本的な完治は難しいため、「早期発見。早期治療」が大切。なので、疑わしい症状があればすぐに病院で検査した方が良い

 

・症状は主に「初期」、「中期」、「後期」の3つに分けられる

 

・ご家族が「アルツハイマー型認知症」になった際は、自尊心(プライド)と尊厳を傷つけないように心がけることも大事だが、介護をする方のストレスをためないことも重要

 

 

となります。

 

「アルツハイマー型認知症」が発症することによって人格が変わったり、物忘れによって介護をするご家族に負担がかかりますが、その方のありのままを受け入れつつも自身にストレスがたまらないように心がけてください。

 

ではまた。

 

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