老人ホーム・介護施設の検索サイトの中から、私が厳選した3つを比較して紹介します。
私も実際、祖母の老人ホームを探すのに利用しましたよ。
私の体験談はこちら
>認知症になった家族の介護|介護保険の申請から、老人ホーム入所まで
老人ホーム検索サイト比較表
サイト名 | |||
無料サポート | 〇 | 〇 | ◎ |
検索機能 | ◎ | 〇 | ◎ |
掲載施設数 | 38,000件 | 30万件 | 5,000件 |
電話相談
営業時間 |
9:00-18:00
平日のみ |
24時間
365日 |
9:00-18:00
|
1. LIFULL介護
まずは「LIFULL介護」ですが、「株式会社LIFULL senior(ライフル シニア)」が運営しています。
こちらは不動産情報サービス事業をしている、「株式会社LIFULL」の子会社にあたります。
LIFULL介護を利用する3つのメリット
では私が実際利用して感じた、LIFULL介護を利用するメリットをご紹介します!
ココがメリット
- 介護度や医療行為、感染症で自動検索できる機能が便利
- 入居までにやることがリスト化されている
- エリア別の相場がわかる
1.介護度や医療行為、感染症で自動検索できる機能が便利
LIFULL介護でまず使ってほしいのが「はじめての施設さがし診断」という機能です。
私もこの機能を使って資料請求をしましたよ
この機能は、利用者ご本人について以下の5項目を入力すると、その条件に合った施設が絞られていく診断です。
- 介護度
▶︎自立、要支援1、要介護2など - 医療行為
▶︎インシュリン投与、ペースメーカーなど - 感染症
▶︎HIV、結核など - エリア
▶︎関東、東京都、千代田区など - 月々の予算
▶︎〜10万円、〜15万円など
最終的に、ご本人やご家族の希望にマッチした老人ホームを探すことができます。
老人ホーム、介護施設によっては、利用者の状態によっては受け入れが困難な場合があります。
そのため、適切な施設が探せる「はじめての施設さがし診断」はめちゃくちゃ便利ですよ。
2.入居までにやることがリスト化されている
老人ホームに入居するまで、一体何をしたら良いんだろう…
と何から手をつけたら良いのかわからない方のために、LIFULLには「施設探しのやることリスト」という機能があります。
以下のように、老人ホームに入居するまでにやることがリスト化されています。
- 知ってみよう
▶︎要介護認定の申請から、入居したい老人ホームの条件や希望の優先順位の決定まで - 探してみよう
▶︎希望している老人ホームを探すところから、見学するまでの絞り込みまで - 見学してみよう
▶︎見学の申し込みから、入居する老人ホームを決めるところまで - 入居準備をしよう
▶︎入居の申し込みから、入居直前の準備まで
以上4つの項目を解説付きで見ることができるので、ご本人にとってもご家族にとっても納得できる老人ホーム探しができます。
実際目で見て次どうするか考えられたので本当に助かる機能でしたよ。
※スマートフォンのみ対応している機能です。
3.エリア別の相場がわかる
親が住んでる市の老人ホームの相場ってどれぐらいなの?
というように老人ホームの入居金や月額の相場を知りたい方も多いんじゃないでしょうか。
そんな時は、「全国・各都道府県の料金相場」から各都道府県や各市区町村別の老人ホームにかかる費用の相場を簡単に調べることができます。
ここでは各エリアに絞るだけで、そのエリアに登録されてある全老人ホームの個室の料金プランの中央値がまとめられているので、相場を見たり他のエリアと比較したりすることができるんです!
私は祖母が住んでいるエリアと、自分が住んでいるエリアの相場を比較したい時に役立ちました
LIFULL介護を利用する1つのデメリット
もちろん良いことばかりではないので、今度は逆にデメリットを挙げていきますね。
ココがデメリット
- インターネット初心者には難しい
1.インターネット初心者には難しい
「はじめての施設さがし診断」や「施設探しのやることリスト」など、老人ホームの探し方がパソコンやスマートフォンを使ったものばかりなので、インターネット初心者の方にはハードルが少し高いかもしれません。
なのでパソコンやスマートフォンでの操作が難しいと感じたら、エリア別で「LIFULL介護入居相談室」という電話で直接相談できる窓口があるのでそちらに電話してみてください
エリア別入居相談の連絡先
[営業時間] 9:00~18:00 ※土日祝休み
LIFULL介護はこんな人におすすめ
LIFULL介護はどのような方におすすめかと言いますと、
こんな人におすすめ
- 情報収集してじっくり決めたい
情報収集してじっくり決めたい
まずは急ぎではなく情報収集して、家族で考えてから決めたい人には1番相性が良いサイトと言えます。
なぜなら老人ホーム一つひとつの情報量が1番載っているのがLIFULL介護だからです。
入居金や月額の費用はもちろん、老人ホームの周りの環境や協力医療機関など細かく記載されているのはLIFULL介護だけです。
なのでいろんな情報から、比較するにはもってこいのサービスですよ!
2. かいごDB
次は「かいごDB」ですが、運営会社は「株式会社エス・エム・エス」になります。
こちらは人材総合サービス事業や「カイポケ」という介護ソフトの開発、医療・介護のコミュニティサイトなど介護業界のソフトやサイトを幅広く運営されています。
かいごDBを利用する3つのメリット
では私が実際利用して感じたかいごDBを利用するメリットですが、
ココがメリット
- 掲載施設数がとにかく多い
- 空室状況が見れる
- 電話相談が24時間対応
1.掲載施設数がとにかく多い
かいごDBの最大の特徴が、老人ホームの掲載数です。
前述したとおり全国30万件掲載されているので、近隣にどんな老人ホームが何箇所あるのかがすぐにわかります。
(訪問介護やデイサービスの事業所も含まれます)
2.空室状況が見れる
この老人ホーム近いしいいなぁ…空き状況ってどうなってるんだろう…
と気になった方は現在の空室状況の確認ができます。
空室状況や入居待ちの人数を、すぐに見られるのはめちゃくちゃ便利です!
また、ご本人の要介護度や入居希望時期など入力するとより最新の情報を見ることができます。
3.電話相談が24時間対応
とにかくまずは電話で相談したい!という方にとってはやはり電話相談が24時間対応になのもメリットです。
料金はもちろん無料なので、深夜に困ったことがあって相談したくなってもすぐに電話で相談することができますね
かいごDBを利用する1つのデメリット
次はデメリットを挙げていきます。
ココがデメリット
- 入力項目が多い
1.入力項目が多い
かいごDBの他サイトと比べたデメリットは、とにかく入力する項目が多いことです。
ご入居の検討時期からひと月の月額費用の予算、要介護度、名前、連絡先と次々に入力が必要になります。
そして入力後は、
という画面になって電話相談の連絡先があるだけなので、結局は電話相談しなくてはいけないのが非常にもったいないと思いました。
かいごDBはこんな人におすすめ
かいごDBはどのような方におすすめかと言いますと、
こんな人におすすめ
- ひとまず電話相談してプロの意見を聞きたい
ひとまず電話相談してプロの意見を聞きたい
老人ホームを探すのにひとまずプロの意見を聞きたい!という人にはかいごDBはおすすめです。
24時間365日対応ですし、条件や希望を言えば約30万件の中からそれに合った老人ホームの資料を送ってもらえます。
もちろんアドバイスもしてもらえるので、見学や入居をスムーズに決めたい人にはかいごDBが良いですよ!
3. シニアのあんしん相談室
最後は「シニアのあんしん相談室」ですが、運営会社は「株式会社ウェブクルー」です。
他にも「保険」や「引越し」、「自動車」、「シニア」、「教育」など多様な分野で比較サービスを運営しています。
シニアのあんしん相談室を利用する3つのメリット
では私が実際利用して感じたかいごDBを利用するメリットですが、
ココがメリット
- 見学同行をしてもらえる
- 老人ホームの口コミが見れる
- 「入居後あんしん保障」が1年間無料
1.見学同行をしてもらえる
見学って何を見たら良いかわからないんだよなぁ。
プロが一緒に見てくれるとありがたいんだけど…
とお困りの方も安心!
シニアのあんしん相談室は専門のスタッフが見学の同行をしてくれるんです。
(地域によっては対応できない老人ホームもあります)
親が遠方にお住まいでも、親と一緒に見学してくれるスタッフがいると心強いですね!
2.老人ホームの口コミが見れる
この老人ホーム良いなぁ…でも評判とかどうなんだろう?
とその老人ホームの口コミや評判が気になる方も多いと思います。
シニアのあんしん相談室では、
「施設の評判・口コミ」
から実際入居された方のご家族が気になった老人ホームの、
- スタッフの対応
- 食事
- 施設の雰囲気
を星1〜3で評価しているのを見ることができます。
他にもアンケートで「入居した施設を周りの人にすすめたいと思いますか?」という質問の回答が見れますので、ご入居者やご家族のリアルな評価が見れますよ
3.「入居後あんしん保障」が1年間無料
言ったらキリがないけど、入居してもケガとか心配なんだよなぁ。なんか保障とかないの?
と入居後に起こる転倒や不慮の事故などの入院が心配な方は、1年間無料の「入居後あんしん保障」という特典がもらえます。
ただし対象施設は、
- サービス付き高齢者向け住宅
- 有料老人ホーム
- 認知症高齢者グループホーム
の3つになりますので気をつけてくださいね
ケガによる入院で一時金がもらえる
こちらの保障は、施設内外でケガによる治療を目的に5日以上入院された場合、年齢や性別に応じて一時金が支給されます。
1年間は無料で2年目以降続けたい方は、年間6,500円で継続できます!他のサイトにはない保障なので、お得感がありますね!!
シニアのあんしん相談室を利用する1つのデメリット
次はデメリットを挙げますね。
ココがデメリット
- 掲載施設数が少ない
1.掲載施設数が少ない
シニアのあんしん相談室の残念なところは、やはり他のサイトと比べて掲載施設数が少ないところです。
実は老人ホームは全国で約53,000件ありますが、(2019年調べ)シニアのあんしん相談室はその中の掲載数が約5,000件なので若干少ないように思います。
かいごDBが約30万件、LIFULL介護が約38,000件なので、比べると少ないですね
シニアのあんしん相談室はこんな人におすすめ
シニアのあんしん相談室はどんな人におすすめなの?
では、シニアのあんしん相談室はどのような方におすすめかと言いますと、
こんな人におすすめ
- 見学やアフターフォローが心配
見学やアフターフォローが心配
見学をプロの力を借りたい人や、入居後のアフターフォローが心配な人にはシニアのあんしん相談室が1番良いです。
老人ホームによりますが見学を同行してくれたり、「入居後あんしん保障」などのアフターフォローがしっかりしているのはシニアのあんしん相談室だけです。
見学したい老人ホームが遠方の方には、めちゃくちゃ便利ですよ!
著者のおすすめはLIFULL介護!
あなたがもし以上の3つのサイトの特徴を見て、
どうしても決められない!
じゃあ、結局どれにしたらいいの?
とお困りでしたら「LIFULL介護」をおすすめします。
実際私もLIFULL介護をメインに、
祖母の老人ホームを探していました!
なぜLIFULL介護なのか
なぜLIFULLなのかと言いますと電話相談の時間は平日のみに限られていますが、
- 「はじめての施設さがし診断」
- 「施設探しのやることリスト」
- 「全国・各都道府県の料金相場」
などの便利機能が他のサイトにはなく、本当にわかりやすかったからです。
やらなくていけないことや料金が「見える化」されているのは本当に便利でした!
なのでどれかひとつだけで老人ホームを探したいという人には、「LIFULL介護」をおすすめします。
無料サポートは
「シニアのあんしん相談室」がすごい!
老人ホームの検索サイトは3つとも、以下の4つのサポートを無料で利用することができます。
- 検索して詳しく見る
- 電話相談
- 資料請求
- 老人ホームの見学
金銭的な負担が全くなくて入居先を決められるのでそれだけでも満足なのですが!
「シニアのあんしん相談室」はさらに4つの無料サポートがあります!
- 老人ホームの見学を同行してもらえる(※1)
- 問い合わせの代行をしてもらえる
- 入居を決めたら他施設をお断りしてもらえる
- 「入居後あんしん保障」が1年間無料で利用できる(※2)
※1…見学する地域によります
※2…入居する老人ホームが「サービス付き高齢者向け住宅」、「有料老人ホーム」、「認知症高齢者グループホーム」のいずれかになります。
「入居後あんしん保障」とは
こちらの保障は、施設内外でケガによる治療を目的に5日以上入院された場合、年齢や性別に応じて一時金が支給されます。
地域や老人ホームの種別によりますが、無料サポートが多い「シニアのあんしん相談室」はかなり魅力的と言えます。
検索機能は「LIFULL介護」と「シニアのあんしん相談室」が充実!
パソコンやスマホから老人ホームを検索する際は「LIFULL介護」と「シニアのあんしん相談室」が充実しています。
LIFULL介護の便利な機能
- はじめての施設さがし診断…介護度や月々の予算など該当項目を入力するだけでご本人にマッチした老人ホームを探すことができます。
- 全国・各都道府県の料金相場…気になるエリアに登録されてある老人ホームの個室の料金プランの中央値がまとめられているので、相場を見たり他のエリアと比較することができます。
「シニアのあんしん相談室」の便利な機能
- あなたに合う老人ホーム診断…こちらも介護度や月々の予算など該当項目を入力するだけでご本人にマッチした老人ホームを絞ってくれます。
- 施設の評判・口コミ…老人ホームに実際入居された方の感想や、周りの方にも勧めたいかどうかの評価も記載されているので参考になります。
「かいごDB」は電話相談に特化している
逆に「かいごDB」は他のサイトと同じく情報が充実しているのに少しもったいない印象。
電話相談が24時間対応なのでそちらに特化していると言えます。
掲載施設数は
「かいごDB」が圧倒的!
老人ホームの掲載施設数は訪問介護やデイサービスも含まれますが、「かいごDB」が約30万件と他を圧倒しています。
「LIFULL介護」も約38,000件と充分多いのですが、
桁がひとつ違いますね!
逆に「シニアのあんしん相談室」は約5,000件と他のサイトと比べると少ないなと思いました。
電話相談は
「かいごDB」が24時間対応!
他にも電話相談の営業時間は、
- かいごDB:24時間365日※1
- シニアのあんしん相談室:9:00〜18:00(土日祝対応)
- LIFULL介護:9:00〜18:00(平日のみ)
※1…夜間、早朝だと翌日折り返しで連絡が来ることがあります。
になりますので、急な相談や連絡をしたい場合はかいごDBが安心と言えます。
「シニアのあんしん相談室」は営業時間内であれば土日祝も対応していますが、年末年始とGWで一部営業を休止しています。
「LIFULL介護」は平日のみなので、サイトで調べた上で電話相談すると入居までスムーズに進みますよ。
まとめ
ココがポイント
- 老人ホーム検索サイトでは老人ホームの資料請求から電話相談、見学まで全て無料でできる便利なサイト
- LIFULL介護は、老人ホームの情報を比較してじっくり決めたい人におすすめ
- かいごDBは、ひとまず電話で相談をしてプロの意見やアドバイスを聞きたい人におすすめ
- シニアのあんしん相談室は、見学の同行や入居後のケガによる入院が心配な人におすすめ
- どれかひとつに絞って決めたいけど決められない人には、LIFULL介護がおすすめ
となります。
以上からも今後ご家族の老人ホームの入居を考えている方にとっては、この3つのサイトは強力な味方です!
それぞれのメリットやデメリットをみてあなたに合ったサービスを選んでくださいね。