認知症になった家族の介護⑤「急な環境の変化によって認知症の症状が進行」

フクシ

✅介護歴15年以上の現役生活相談員
✅資格はケアマネジャーと介護福祉士を所持
✅累計1,000組以上の介護でお困りのご家族からのご相談を受けています
✅地域の方に向けた介護についての講演会をした経験があります

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フクシ

こんにちは。

フクシ(@ryusukefukushi)です。

今回は妻の祖母(現在も生きています)になりますが、私が経験した家族の介護の実体験談をお話しさせていただければと思います

 

私は介護業界で働くことになって15年以上経ちます。

 

その間に介護福祉士やケアマネジャーの資格を取るなど知識を学んだり、

 

認知症の方のおむつ交換やお着替えのお手伝いなどの技術を学んだりし、

 

今後どこへ行っても介護で困るのことはないと自負していたのですが、

 

身内の介護はとてもとても難しいと実感しました。

 

仕事とプライベートの介護は全く違うと痛感しましたね。

 

今回はプライベートでの介護体験をお話しします。

 

家族の介護で悩まれている方は参考にしてくださいね。

 

前回はコチラ
認知症になった家族の介護④「ケアプラン変更。デイサービスとショートステイ利用」

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認知症が進んでしまう

 

おばあちゃんがショートステイから帰ってきてから次の日の月曜日、おじさん(次男)から私に電話がかかってきました。

 

「なぁ、フクシくん。なんかおばあちゃん朝からおかしいんだけど。独り言多いし、おれのこと誰だかよくわかってない様子だし」

 

昨日もショートステイから帰ってきてから話しかけても空返事が多く、どこか心ここに在らずと言った状態でしたが、今日もいつもと様子がおかしいようでした。

 

環境の変化

 

「そうですか。なんででしょう…。とりあえず仕事終わったら行ってみますね」

 

休憩中だった私はひとまずおばあちゃんの今朝からの様子を細かく聞いて電話を切り、続けてケアマネジャーの田原(仮名)さんにも同じ内容を伝えました。

 

「そうですか。もしかして急にデイサービスとかショートステイとか利用して環境が変わったので、認知症が進行したかもしれないですね」

 

…私ももしかしたらと心配していたことが田原(仮名)さんの言葉ではっきりしました。

 

急激な環境変化はリスクがある

 

アルツハイマー型認知症はなってしまうと基本的には完治はせず、薬も「アリセプト」という認知症の進行を緩やかにするものを飲んではいますが、薬効も個人差があり飲めば必ず効果があるとは、正直証明されていません。

 

また、認知症は時間の経過の他に、急な環境の変化でも進行することがあります。(全員がそういうわけではなく、あくまで個人差があります)

 

おばあちゃんの場合、おじさん(長男)が腰を悪くして、デイサービスやショートステイを入れたことによって環境が変わり、そこで認知症が急激に進んでしまった可能性がありました。

 

おばあちゃんの家へ

 

夜、私1人でおばあちゃんの家に行くと、おばあちゃんとおじさん2人がいました。

 

「フクシくん。今日もありがとうな。なんかおばあちゃんショートステイ行ってから変わってしまって。

 

トイレに行かなくなったし、ヘルパーさんやおれらがオムツ変えようとしたらすごく怒るし今日は朝から大変だったんだよ」

 

おじさん(次男)が今朝からの様子を再度伝えてくれました。

 

孫の夫を忘れる

 

「そうですか。おじさん大変でしたよね。本当にお疲れ様です。ちょっとおばあちゃんの様子をみますね」

 

おじさん2人を労いつつ、おばあちゃんに話しかける。

 

「また知らん人来た。今日は本当に難儀な日だね。ブツブツブツ…」

 

と、独り言のように話し続け、会話が最初の方しか聞こえませんでした。

 

再度話し合いへ

 

「あと、夕方田原(仮名)さんが来てくれて様子を見てくれたけど、やっぱり認知症が進行してるようだから今度の木曜日またみんなで話しましょう。って言われたよ」

 

田原(仮名)さんは私と電話した後、様子を見に来てくれていたようでした。

 

的確に家族の意図を汲み、すぐ行動してくれるので本当に良いケアマネジャーだと感心しました。

 

そこからその日はおばあちゃんに怒られ叩かれながらオムツ交換と着替えと歯磨きをして帰りました。

 

意見分かれる

 

2019年8月8日。おばあちゃんの家に私たち家族3人とおばあちゃん、おじさん2人、義母、ケアマネジャーの田原(仮名)さんの8人か集まって今後の方向性について話し合いました。

 

初回認定の2月4日から半年間「要介護1」で認定され、今度は8月4日から1年間の要介護度を決める要介護認定が区役所から認定されたのですが、要介護度は前回と同じく「要介護1」でした。

 

このままでは厳しい

 

しかし認定調査の時は、ショートステイを利用する前だったため、おばあちゃんも認知症があまり進行していなかったので「要介護1」でも納得できたのだか、今の状況で「要介護1」は低くくさらにこれが1年続くのでは介護サービスの利用にも限界があるため、厳しいと言わざるを得ない状況でした。

 

区分変更申請で要介護度を再精査

 

「まずは私から区役所に『区分変更申請』の依頼をします。恐らくこの状態だと要介護2か3ぐらいになりそうなので、今後の介護サービスも決めときましょうか」

 

田原(仮名)さんの提言によりおばあちゃんは「要介護1」の期間中でありますが、役所に「区分申請」をすることによって要介護度を上げて利用できる介護サービスを増やそうと提案してくれました。

 

ショートステイを拒む義母

 

「それはそれでいいんだけど、ショートステイに行っておばあちゃんの認知症が進むんだったらもうそこのショートステイは使いたくないわ。だから訪問介護を減らしてデイサービス中心の生活でいいんじゃない」

 

義母はおばあちゃんの認知症が進んだ要因となったショートステイの利用に対して少し拒否反応を示しました。

 

「どこのショートステイを利用しても認知症は進行していた可能性がありますので、それはなんとも言えないのですが、皆さまはどうですか?デイサービスを中心にするケアプランの他にご意見はありますか?」

 

田原(仮名)さんが丁寧に対応しつつ進行してくれる。

 

ショートステイを望むおじさん

 

「おれらはあの後2人で話したけど、やっぱり兄さんの腰も悪いしおれだって身体があちこち痛いから、毎日夜見るのは難しいよ。逆にショートステイを増やして欲しいぐらいだよ」

 

一緒に住んでいるおじさん2人はやはり夜2〜3時間おきに起きておばあちゃんの様子を見ながらオムツを変えるのが負担なのでデイサービスのように昼だけでなく、夜も介護をしてくれるショートステイを希望しました。

 

今後おばあちゃんの介護はどうなる?

 

次回に続く。

 

次回はコチラ
認知症になった家族の介護⑥「平行線と折衷案。からの老人ホーム探し」

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まとめはコチラ
【まとめ】認知症になった家族の介護ー介護保険の申請から老人ホーム入所までー

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