認知症の対応

【認知症の対応】同じことを何度も言う時

福士

現役介護士兼介護ブロガーです。 資格は介護福祉士とケアマネジャーを持っています。 将来の家族の介護に備えるための情報を発信しています。

ごあいさつ

 

こんにちは。

 

福士(@ryusukefukushi)です。

 

今回は認知症になった方の事例と、その対応方法をまとめてましたのでご覧ください。

 

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事例「物忘れ④ 同じことを何度も言う時」

 

「買い物行ったよね?」

「昔こんなことがあって…」

 

一見普段の会話に聞こえたりしますが聞いている側は、

「それ前も言ったよね?」

と加齢に伴い同じことを何度も言うことがありますが認知症が発症し進行すると、言った記憶やその周辺の記憶がなくなってしまいます。

 

そのため、上の例で言いますと認知症の方のご家族が買い物に行ったことを忘れてしまい、

「買い物行ったよね?」

と何度も聞いてしまったりご家族や知り合いに、

「昔こんなことがあったんだよ」

と以前あったエピソードを何度も話してしまうことがあります。

 

私は実は左利きなのですがグループホームで働いていた時、昼ご飯をみんなで食べていると認知症のご利用者に、

「あんた左利きなの?」

とお箸を左手で持っている私に聞かれ、

「はい。そうなんですよ」

と返答すると、

「いやぁ、そうよね。なんかみんなと食べ方が違うと思って」

と驚かれていたのですがそれから10分もしないうちに、

「あれ?あんた左利きなの?」

とさっきまでの会話を忘れてしまい、再度私に聞かれて結局みんなが昼ご飯を食べ終わる13時過ぎまで4〜5回私に同じ会話が続いたことがありました。

 

また、この会話はご利用者の認知症が進行し、寝たきりになるまで3年ほど毎日続きました。

 

NGな対応

 

では実際、

認知症になったご家族から何度も同じことを言われた場合のやってはいけないNGな対応ですが、

 

 

・「さっきも言ってたよ?」

 

・「同じことを何度も言わないで」

 

 

というように同じことを言う方に対して突き放す対応をすることです。

 

認知症は脳が萎縮し、言ったことを忘れてしまう症状があります。

 

良くないのは相手のことを忘れた時の対応と同じように、否定的な対応をしてしまうことです。

 

認知症になると脳が海馬から少しずつ全体にかけて萎縮してしまうため、覚えたことや覚えていたことを忘れてしまいます。

 

そこで否定的な対応を取ると相手に過度なストレスを与えてしまい、認知症が進行してしまう可能性があります。

 

相手のことを忘れた時の対応についてはコチラ
【認知症の対応】相手を忘れた時

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OKな対応

 

では逆にどのような対応をするとOKなのかと言いますと、

 

 

・「あ、そうなんだ」

 

・「うん。○○だよ」

 

 

 

と、初めて聞いた風な対応すると相手も悪い気がしません。

 

認知症の方は不安な気持ちが募り確かめたくて同じことを言う方もいらっしゃいます。その都度冷静に粘り強く対応するのが良いでしょう。

 

認知症は病気のひとつです。

 

例えここで安心、納得されても認知症の方はそれでも忘れてしまったり不安になってしまうので、こちらにとっては毎回同じ対応をすることになります。

 

毎回同じ説明や同じ対応をするのは正直ストレスがたまるかもしれませんが、認知症になったご本人も混乱しています。

 

大事なのは相手にストレスや負担を最小限にすることです。

 

ですが、やはり私は介護をする方のストレスや負担も最小限にして欲しいと思います。

 

認知症の方の対応で疲れた方はあまりためこまずご家族や地域包括支援センターやケアマネジャーなどに相談してひとりで抱え込まないでくださいね。

 

まとめ

 

 

・認知症を発症すると同じことを何度も言うことがある

 

・同じことを言われても、「さっきも言ってたよ?」など突き放すような対応は控える

 

・「あ、そうなんだ」と、初めて聞くような対応を心がける

 

・介護をするご家族は認知症の方の対応でストレスがたまりやすいので他のご家族や機関に相談してひとりで抱え込まないでください

 

 

となります。

 

介護はやはりストレスがたまります。

 

私は介護の仕事を10数年していますが「左利き?」と毎回いろんな方から何度も聞かれて、無理やり右で食べようとして余計に疲れてしまう時があります。(笑)

 

なので自分を犠牲にしないで無理せず対応してくださいね。

 

ではまた。


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