【累計1,000人以上の高齢者から学んだ認知症の対応】ベッドからよく落ちる時

フクシ

✅介護歴15年以上の現役生活相談員
✅資格はケアマネジャーと介護福祉士を所持
✅累計1,000組以上の介護でお困りのご家族からのご相談を受けています
✅地域の方に向けた介護についての講演会をした経験があります

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ご家族

父さんまたベッドから落ちてるじゃない?

最近どうしたの?

 

フクシ

こんにちは。

フクシ(@ryusukefukushi)です。

今回は認知症になった方の症状の事例と、

その対応方法をまとめてましたのでご覧ください。

実際行った私の経験談もあります

 

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事例「睡眠② ベッドからよく落ちる時」

 

加齢や認知症の症状の進行に伴って、ベッドからよく落ちることがあります。

 

ベッドからよく落ちる原因

 

では、ベッドからよく落ちる原因ですが、

 

 

  • 尿意、便意のため
  • 身体機能の低下
  • 視空間認知の機能の低下

 

 

などが挙げられます。

 

尿意、便意によるもの

 

寝ている時に急な尿意や便意によって焦ってしまい、すぐトイレに行こうとしてベッドから落ちてしまうことがあります。

 

過去に尿意、便意がガマンできずに漏らされたことがある方は特に焦って落ちやすくなってしまいます。

 

身体機能の低下

 

加齢や認知症の症状の進行、病気によって身体機能が低下していき、今までは立ったり歩けたりしたのが少しずつできなくなっていきます。

 

そこで夜寝ぼけた状態で立ち上がると、頭と身体のバランスが悪いためふらついたり転んだりしてしまいます。

 

視空間認知の機能の低下

 

「視空間認知」とは、目から入った情報を処理して、

「ベッドから壁まで5歩ぐらいの距離」

「壁から扉まで2歩ぐらいの距離」

という全体の空間のイメージをつかむ機能があるのですが、

 

加齢や認知症の症状の進行に伴いこれらの機能が低下していきます。

 

そのため本来はベッドから壁まで5歩の距離を2歩だと誤った認識をして壁に手をつこうとしてそのまま転倒されることがあります。

 

実際経験した話し

 

ちなみに私が働いている施設でもベッドから落ちる方がいらっしゃいます。

 

その度に後述するOKな対応をしています。

 

NGな対応

 

では実際、認知症になったご家族がベッドからよく落ちる時にやってはいけないNGな対応ですが、

 

 

  • 「また落ちてるじゃない」、「動かないでよ」と否定的な対応をする
  • 落ちないようにベッドに縛り付ける

 

 

というような対応をすることです。

 

なぜこの対応がいけないのか

 

原因でも挙げたようにさまざまな理由でベッドから落ちてしまいますが、良くないのは相手を忘れた時の対応と同じように、否定的な対応をしてしまうことです。

 

認知症は脳が萎縮し、症状が進行しても自尊心や感情は残っています。

 

そこで否定的な対応をすると相手に過度なストレスを与えてしまって、認知症が進行してしまう可能性があります。

 

相手を忘れた時の対応についてはコチラ
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縛り付けるのは絶対NG

 

かと言って「危ないから」、「安全に過ごして欲しいから」という理由でベッドで紐や抑制帯を付けて縛り付けるのはもっとだめです。

(身体拘束ともいいます)

 

なぜなら縛り付けると安全かもしれませんが、身体機能の低下や圧迫によって床ずれ(褥瘡)の発症、精神的苦痛から認知症の症状の進行が見られるからです。

 

ちなみに介護施設でこれを日常的にやると「逮捕罪」、「監禁罪」などの刑法に触れ、犯罪になります。

 

ご家族

でも転んで骨折でもされたらねぇ…

どうしたらいいの?

 

OKな対応

 

フクシ

主な対応方法ですが次の通りになります。

まずは受診が良いかもしれません

 

では逆にどのような対応をするとOKなのかと言いますと、

 

 

  • 病院へ受診する
  • 身体機能に合わせた福祉用具を使う
  • ポータブルトイレを設置する

 

 

となります。

 

なぜこの対応がふさわしいのか

 

まずは病院へ受診し、「視空間認知障害」ではないか確認することが大切です。

 

主治医に相談して障害だとわかると、薬やリハビリで改善する可能性があるからです。

 

フクシ

まずは受診を

ご検討ください!

 

身体機能に合わせた福祉用具を使う

 

また、身体機能と寝室の環境が合っていないとベッドから落ちたり転倒されたりします。

 

担当のケアマネジャーに相談してベッドに柵を付けたり、夜間用に車イスをレンタルするなど、ご本人の身体機能に合わせた福祉用具を使うのも必見です。

 

ポータブルトイレを設置する

 

尿意や便意がしっかりされていて焦られる方にはベッド脇にポータブルトイレを置くと、トイレが近くなるので落下や転倒のリスクが減ります。

 

ご家族は掃除が大変かもしれませんが、ご本人のリスクを鑑みてケアマネジャーと相談して設置を検討してみてください。

 

マットやクッションは要相談

 

また、マットやクッションをベッドの脇に敷いておくと、ベッドから落ちた時に衝撃を和らげることができますが、ご本人がトイレまで歩いて行かれる場合はクッションの上を歩く時バランスを崩して転びやすくなるため、主治医やケアマネジャーによく相談してから敷くかどうか決めてください。

 

認知症の対応も大事ですが

 

認知症は病気のひとつです。

 

毎回同じ対応をするのは正直ストレスがたまるかもしれませんが、認知症になったご本人も混乱しています。

 

大事なのはご本人のストレスや負担を最小限にすることです。

 

ですが、やはり私は介護をする方のストレスや負担も最小限にして欲しいと思います。

 

フクシ

認知症の方の対応で疲れた方はあまりためこまず、

ご家族や地域包括支援センターやケアマネジャーなどに相談してひとりで抱え込まないでくださいね

 

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まとめ

ココがポイント

  • 加齢や認知症の症状の進行に伴い、ベッドからよく落ちることがある
  • 否定的な対応や身体拘束は控える
  • 「視空間認知障害」じゃないか受診して確認する
  • 身体機能に合わせた福祉用具を使う
  • ポータブルトイレの設置を検討する
  • マットやクッションを敷くかは主治医やケアマネジャーに相談する
  • 介護をするご家族は認知症の方の対応でストレスがたまりやすいので他のご家族や機関に相談してひとりで抱え込まないでください

 

となります。

 

介護はやはりストレスがたまりますよね。

 

私は介護の仕事を10数年していますが今でも精神的に疲れる時がたくさんあります。

 

なので自分を犠牲にしないで無理せず対応してくださいね。

 

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