
私は介護業界で働くことになって15年以上経ちます。
その間に介護福祉士やケアマネジャーの資格を取るなど知識を学んだり、
認知症の方のおむつ交換やお着替えのお手伝いなどの技術を学んだりし、
今後どこへ行っても介護で困るのことはないと自負していたのですが、
身内の介護はとてもとても難しいと実感しました。
仕事とプライベートの介護は全く違うと痛感しましたね。
今回はプライベートでの介護体験をお話しします。
家族の介護で悩まれている方は参考にしてくださいね。
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再び安定期へ
おばあちゃんのケアプランは前回の変更から1週間でデイサービス4回、ショートステイ3回(2泊3日)になりましたが、とりあえず安定しているようでした。
多少の暴言はあるようでしたが、利用前の送迎で嫌がって暴れたり、利用先で入浴や排泄の介助を拒否したり、暴力を振るったりすることなく過ごしているようで安心しました。
上記のようなことがあると、デイサービス先やショートステイ先から利用方法の見直しや精神安定剤服用を勧められたりすることがあるのですが、今のところそのようなこともなく過ごしているようでした。
相性は人によりけり
デイサービスやショートステイも相性やサービスの違いで、利用する人によっては合ったり合わなかったりします。
例えば、Aデイサービスだとお風呂に入るが、Bデイサービスだとお風呂に入らない。
Cショートステイだと夜はよく寝るが、Dショートステイだと夜寝ない。
など、さまざまです。
その中でケアマネジャーと連携を取りながらその方に合ったデイサービスやショートステイを探していくのですが、今のところどちらも変えることなく利用できていて、安心しました。
精神安定剤も服用せず
また、暴言、暴力がひどい場合には精神安定剤の服用も考えなくてはいけませんでしたが、それも大丈夫なようでした。
この頃の私も毎週木曜日を固定して休むことがなくなり、休みの日の夕方にデイサービスやショートステイから帰ってきたおばあちゃんをおじさんたちと家で迎え、夜食事や歯磨き、着替えを手伝って帰宅する。
といったサイクルで過ごしていました。
おばあちゃんのおかげ
数ヶ月前の、固定休をもらって一日中介護をしていた時を思うと、かなり楽に過ごすことができました。
「これもおばあちゃんが利用先でがんばってくれているからだよな。ほんとにありがとう」
と感謝の気持ちしかありませんでした。
無事、年越し
2020年1月。去年と同じく私たち親族は再びみんなで集まることができました。
去年おばあちゃんのお雑煮の味に違和感があって、そこからアルツハイマー型認知症を発症していることがわかりました。
あれから1年。おばあちゃんの介護が始まり、仕事もプライベートも介護をし、子供も生まれたので子育ても始まってかなり忙しい1年でした。
今年はお雑煮が美味しい
この間は時間が経つのがめちゃくちゃ早く感じたのですが、こうして無事またみんなで正月を迎えることができたのが本当によかったです。
お雑煮も今度はおじさんが作ってくれたので、美味しくいただけました。
「フクシくん。今年もおばあちゃんをよろしくね」
とおじさん2人に笑いながら言われた時、みんなで忙しく大変ではありましたが、ここまで無事に来ることができ、私も妻と結婚したばかりでしたがおばあちゃんの介護を通じて親族の距離も一気に縮まったので、大変なだけではなかったんだなと考えさせられました。
今年もがんばろうと決意
「おばあちゃん。今年もよろしくね」
と私も笑いながらおばあちゃんに言いました。
おばあちゃんは返事はありませんでしたが、穏やかな様子で聞いてくれました。
コロナウイルス流行
2020年3月。新型コロナウイルスの流行によって田原(仮名)さんから、
「あまり複数のサービスを使い続けるのはリスクがありますので、ショートステイ一本にしませんか?」
との提案がありました。
ショートステイ一本へ
私も介護の仕事先で、当時はコロナウイルスに対しての情報も不確かなものが多く、知識も乏しかったため、ご利用者が複数の介護サービスを利用し続けることに対して大丈夫か?という気持ちがありました。
「はい。その方向で家族と相談してみます」
と、返答してすぐにおじさんと義母に相談しました。
わからないコロナ対策
私もこの頃から、
「もし自分が無症状でコロナウイルスに感染していて、おばあちゃんに移してしまったら」
という不安があったのでおばあちゃん家に行けていなかったのですが、おじさんや義母も、
「しょうがないよね。ショートステイだけにしよう」
と、理解してもらったので4月からの介護サービスが、
月〜土曜日:ショートステイ
のみになりました。
利用料金は月に約15万円ほどになりました。
ここからまた踏ん張り時
日曜日だけおじさん2人で見ることになりましたが、状況が状況ではあったので、おじさん2人とも快く了承してくれました。
「ここからまた踏ん張る時期だなぁ」
と先が見えない状況に不安を抱きながら日々過ごしていました。
次回に続く。
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