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元サレ夫の独り言⑥

福士

現役介護士兼介護ブロガーです。 資格は介護福祉士とケアマネジャーを持っています。 将来の家族の介護に備えるための情報を発信しています。

ごあいさつ

 

こんにちは。

 

福士(@ryusukefukushi)です。

 

前回は午前探偵事務所で探偵から浮気調査の報告を受け、午後弁護士事務所で弁護士と離婚の切り出しから離婚が成立するまでの流れをお話ししました。

 

弁護士事務所で契約をした後、着手金の入金確認連絡まで気分転換に上野公園へ桜を見に行ったのですが、なんと桜が灰色に見えました。

 

「あれ?桜ってこんな色やったっけ…?」

 

不思議に思いながら大勢の家族やカップルの合間をぬって、1人でやや眉を潜めながら歩いていました。

 

人間気分が病んでいると、こんなに世界が暗く見えるんだなと実感しました。

 

では、配偶者の不倫を疑っている方は参考にどうぞ(笑)

 

前回はコチラ
元サレ夫の独り言⑤

Contents1 ごあいさつ2 探偵と一緒に3 調査報告。そして驚愕。4 弁護士事務所の費用と慰謝料の相場 ごあいさつ   こんにちは。   福士(@ryusukefukushi ...

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離婚の切り出し

 

2016年4月6日10時。鈴村(仮名)さんからメールが来た。

 

内容は、

「着手金入金確認のお知らせ」

だった。

「よし、これで離婚を切り出せる…」

今日から弁護士が正式についてくれるようになった私はこの日の夜、妻に離婚の申し出をしようと決意した。

 

仕事を終え17時に帰宅した私は、妻の帰りを静かに待っていた。

 

21時。妻が仕事を終え帰ってきた。妻がリビングに来ると私は一旦トイレに入った。

 

トイレの中で私は、鈴村(仮名)さんと先日打ち合わせした離婚の切り出し方や、その後の話す段取りをもう一度脳内で繰り返す。

 

大丈夫…。大丈夫だ…。

 

「今日、すべてを終わらせよう…」

左胸の心臓部分を拳で軽くたたき、リビングに戻った。

 

妻はテレビを見ていた。

「ごめん。ちょっと話したいことがあるからテレビ消してもいい?」

「別にいいけど…どしたん?」

今まで見たことがない、ただならぬ雰囲気を醸し出す私を見て、妻は驚いた表情を見せた。

 

「あのな…離婚…して欲しい…」

テレビを消した私はひと呼吸して妻に申し出た。

「ふーん。なんで?」

妻は聞き返しはするが、驚いた様子はなかった。

 

「おまえ、不倫してるやろ?」

言った後私は妻の返事を待たず、田中(仮名)さんがくれた資料と携帯電話を取り出す。

 

「実はおまえが不倫してないか、探偵に調べてもらっててん。あと、ここから先は録音させてもらうわ。あとでこれ弁護士も聞くからウソつくとそっちが不利になるだけやからな」

 

そこまで言うと妻は激しい動揺を見せつつも観念したような表情を見せ、

「はい。しましたよ」

とあっさり不倫を認めた。

 

「まず不倫相手の名前と住所は?あと、いつから不倫してた?」

私が聞くと妻はゆっくり答えた。

 

「名前は小山(仮名)。住所はわからへん。これは本当に。あと、去年の4月から付き合ってた」

 

小山(仮名)…。ここで名前も初めてわかる。住所は知らないみたいだけど、付き合ったのは1年前の4月…。

 

「1年も付き合ってたんかぁ。割と長いな。信じてたのになぁ。」

私が思ったことを言うと、

「私だってな。あんたのせいで全然幸せじゃなかった。…結婚するんじゃなかった!私の人生返してよ!!」

 

急に妻が怒り出す。

 

だが、結婚そのものを全否定され不倫しておいて人生返せなどと言われた私も、ここで怒りのスイッチが入ってしまった。

 

「それで不倫しておれがいない日はこの家で好き勝手やってたんやろ?…人生返さんでも充分楽しそうやけどなー」

 

ここまで言うと何も言い返せないのか、ただただ私を睨んでいた。

 

義理の親の暴言

 

「よし!じゃあ、親に離婚の報告をしようか。お義母さんに電話して。もちろんスピーカーで」

私が提案すると妻はもちろん反対してくる。

「なんで?親関係ないやん?」

「子供の離婚は親も関係あるやろ?報告はせなあかんのとちゃうか?」

私が務めて冷静に返事をすると、妻は私を睨みながらお義母さんに電話をかけた。

 

この時私は、妻の親はどのような反応を示すのか気になっていた。

 

自分の子供が不倫をした場合、親はどのような態度を取るのだろう。

 

子供がやったことを認め謝罪の一つでもしてくれるのか、はたまた子供を擁護してこちらにも非があるように言ってくるのかー。

 

「その代わりあんたが言いや」

妻は携帯電話をスピーカーにして乱暴にテーブルに置く。

 

プルルルルル…。プルルルルル…。

 

「はい?」

お義母さんが出た。

「こんばんは。夜分遅くにすいません。福士です」

「あぁ、珍しいね。急にどうしたの?」

お義母さんは突然の電話に驚きつつも、軽く笑いながら応えてくれた。

 

「実はですね。私たち離婚することになりました」

単刀直入に申し上げる。

 

「え?なんでや?なんかあったの??…えっ?娘は?そこにいる??」

お義母さんは突然の出来事に驚いている様子だった。

 

「妻は隣にいますよ。実は妻がね、不倫しまして。私がいない日に妻はしょっちゅう男の人を家に入れてまして」

私がそこまで言うと、お義母さんはさらに驚いていた。

「ちょっと!今の話しほんまなん?」

「うん…」

妻は力なく答える。

 

娘の不倫…。お義母さんはそれを聞いてどんな反応をするのだろう?

 

娘を怒るのだろうか?

 

それとも守るのだろうか?

 

しばしの沈黙の後、お義母さんが話し出した。

「隆介くん。娘が不倫した原因ってそもそもあなたなんじゃないの?あなたが娘を大事にしないから」

…そうか。お義母さんは娘を守る側についたか。

 

「私は精一杯妻を大事にしていたつもりです。それにたとえ私に原因があったとしても、それで不倫をしていいことにはならないと思いますが?」

私は努めて冷静に言い返した。

 

すると、

「原因があるから不倫するんやろ?原因を作ったあなたに問題があると私は思うけど」

 

…とんでもねぇなこのおばさん…。まぁ離婚すればこいつはもう肉親でも何でもない…。容赦はしない。

 

「では原因があれば不倫していいんですね?不倫される原因を作った方が、不倫をする方よりも悪いということですね?」

私は義母の意見を整理し、本人に確認した。

「そらそうやろ。何をわかりきったことを」

義母は鼻で笑いながら勝ち誇ったように言ってきた。

 

「ではあなたの言い分でいくと、店で万引きをされたら、万引きされる原因を作った店が悪いんですね?

 

学校でいじめられる子がいたら、いじめられる原因を作ったいじめられっ子が悪いんですね?

 

殺人事件が起きたら、殺される原因を作った被害者が…」

 

そこまで言い終えると、

「もうええわ!さっきから言い訳ばっかり!!おまえなんかな!おまえなんか死んでしまえーーーっ!!!」

プッツンと何かが切れてしまった義母は、電話越しにとんでもないことを大声で叫んだ。

 

「…人に死ねとか言ってる時点でもう話しにならないですね。ではあとは弁護士から離婚についての連絡が来ると思いますので、その際はご対応の程、よろしくお願いします。では失礼します」

そう言って電話を切った。

 

「逆ギレして人に死ねとかすごい親だね」

私はあきれた口調で妻に言った。妻はただだまっていた。

 

間男と直接対決

 

…よし。最後は小山(仮名)だ…。

 

こいつに電話してすべて終わりだ。

 

 

2016年4月6日21時半。義母との電話を終えた私は続いて、

「よし。次は小山(仮名)に電話して。もちろんスピーカーで」

妻に指示した。

 

妻はだまって電話をする。

プルルルルル…。プルルルルル…。プルルルルル…。

今度はなかなか出ない。

 

10コールほどしてようやく、

「え?今日電話しないって言ってなかったっけ?」

小山(仮名)が出た。

 

「あ、はじめまして小山(仮名)さん。妻がいつもお世話になっています。夫の福士隆介と申します」

怒りを必死に抑え電話のスピーカー越しにそう伝えると、

「えっ?あっ?は、は、はじめまして。な、何の御用ですか?」

電話越しでも相手がかなり動揺しているのがわかる。

 

「おれからおまえに電話する用はひとつしかないやろ?今回はうちの妻と不倫をされたみたいなので、その確認をしてるだけや。あとこの会話は録音してるからな。ウソついたらおまえが不利になるだけやぞ」

低い声でゆっくり小山(仮名)に伝えた。

 

「さ、さぁ…。記憶にありません…」

汚職事件を起こした政治家みたいなことを言いやがった。

 

「証拠は全部揃ってるんやぞ。何ならおまえの家に資料全部送ってやろうか?人の家のベッドで旦那死ねばいいのに。とか好き方放題言ってくれたよな」

 

…もはや言い逃れできまい…。

と思ったら、

ガチャ!プー、プー、プー。

電話を切られてしまった。

 

「…おい。こいつ電話切ったぞ?もう一回電話して」

私は妻にすかさず電話を促す。

 

しかし、電話に出ない。

 

「彼、多分奥さんに電話してるんじゃない?奥さんに不倫がバレたくないから、奥さんの携帯にどんな内容の電話が来ても信じるな。みたいなこと言ってるんじゃない?」

妻が彼の行動を予想していた。

 

「…えっ?奥さん?」

「そうよ。奥さん。あんた探偵に調べてもらったんやろ?」

 

…け、結婚しとったんかい…。

 

…探偵の田中(仮名)さんにも、

「顔的にも恐らく独身でしょう」

と言わしめた小山(仮名)が既婚者…。

 

あんなに難しそうだった不倫現場をいとも簡単に写真と映像に収めた探偵をも欺いた小山(仮名)を、私は普通に感心してしまった…。

 

世の中わからないことだらけだ。

 

「じゃあ、メールかLINEして。電話しなかったら、そのまま弁護士に相談して、後日小山(仮名)の家に文書送るって」

私は動揺を必死に隠しつつ、妻に指示を出した。

 

妻が連絡した後、小山(仮名)から折り返しの電話がかかってくる。

 

「すいません。ちょっと仕事があって電話を切ってしまいました。あの、奥さんと不倫をしたのは事実です。すいませんでした。慰謝料もお支払いします。どうか家に文書だけは、文書だけは送らないでください。お願いします」

 

小山(仮名)は観念したのか、不倫を認めて謝罪してきた。

 

「おまえなぁ。こっちはおまえらの不倫のせいで家族とか職場とか色んな人巻き込んで離婚すんねんぞ。わかってんのか?」

さすがに私も呆れと怒りで語調が強まる。

 

「本当に申し訳ありません。家族だけは守りたいんです。よろしくお願いします」

小山(仮名)のめちゃくちゃ都合の良い懇願で怒りが更に込み上げてくる。

 

しかし、こんなバカどもとのやり取りに疲れ切った私は、一旦慰謝料をもらってから考えようと思うようになった。

 

謝罪のひとつもない義母と、自分で家族を壊し更に人の家族も壊しといて自分の家族だけを守りたいと言う間男に、心底疲れてしまった。

 

「認めるなら弁護士と相談して文書を送るかどうかはまたこっちで決めるわ。けどな、そんなに家族を守りたいんやったら最初から妻に手を出すなよ」

私がそう言うと、

「本当にすみませんでした。もう奥さんには2度と連絡しません。本当に申し訳ありませんでした」

こっちは離婚するので今後は勝手に連絡してくれても構わなかったのだが、彼はそう言って電話を切った。

 

その後しばしの沈黙が流れ、私は家を出た。

 

離婚成立と収支

 

2016年5月末。

 

妻からの減額依頼もあったが、調停にまで発展することなく慰謝料250万円。私の口座に振り込まれていた。

 

私は離婚届に署名捺印し、鈴村(仮名)さんに郵送し、2016年6月14日。

 

離婚届が受理されたことが、市役所から郵送で連絡がきた。これにて離婚が成立し、晴れて私はバツイチとなった。

 

小山(仮名)の家には不倫の資料はこちらからは送らなかったが、妻の義母が小山(仮名)にも責任を取らせようとし、結局あちらの奥様にも不倫がバレたようだった。

 

まぁ、そうなるだろうな。

 

あと離婚による収支はというと、

 

◎離婚による収支 +146万円◎

 

・収入 合計250万円

 

慰謝料 250万円

 

・支出 合計104万円

 

探偵事務所 53万円

 

弁護士事務所 51万円

結論:収支はプラスにはなっているが、ここに至るまでの心身の疲労や段取りを考えると全然見合ってない(気がする)

 

あれから数年…。

 

2018年4月に私は再婚し、2019年4月に子供が生まれた。

 

2021年7月現在。私は今人生で1番幸せだ…。

 

あの時、いろいろ悩んだが、離婚して本当によかったと思っている。

 

もし、これを読んでくださっている方の中に、結婚生活がうまくいかず、悩んでいる方がいらっしゃるならば…。

 

仕事の給料が安くても、前の妻に不倫されても、友達や親兄弟、探偵、弁護士などいろんな人に相談して、今充分幸せに暮らせている私がいる。

 

過去から今までのがんばった積み重ねが明るい未来に繋がっている。

 

ガマンすることも必要だし、悩まず一歩踏み出す勇気も必要だと思う。

 

どれが正解かはわからないが、

「こいつ(福士)でも幸せになれてるんだから、私も大丈夫!」

このブログを読んでそう思っていただける方が1人でもいらっしゃったら幸いです。

 

おわり。

 

ではまた。

 

まとめはコチラ
【まとめ】元サレ夫の独り言

  こんにちは。   福士(@ryusukefukushi)です。   今回は妻の不倫が原因で私が離婚した時のお話しをまとめています。   今となれば完全に笑い ...

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